カテゴリー: 日経225mini

システムトレードは活用すべきか?

日経225miniや日経225先物取引は、比較的、安定的な動きをするため、過去のデータから統計的に有利な方法を算出して、機械で売買が行われています。 これを自動売買やシステムトレードなどと言いますが、要するに、過去のデータを分析して人間の変わりに売買する方法です。 現在は、FXなどにも活用されているようですが、相場は上がるか下がるかの二者択一の繰り返しになるため、このようなソフトが販売されているのは理解できます。 しかし、本当に上手くいくソフトを作れるのであれば、自分だけの独り

先物取引=ハイリスクではない

先物取引と聞くと、miniやラージに関係なく、投資の仕方によって大きな損失が出るリスクがありますが、反対に考えると、大きく儲かる可能性もあります。 別のページでも解説しましたが、日経225miniは、日経平均株価の100倍を取引単位として、この金額の15~20分の1ぐらいの証拠金で売買します。 レバレッジが高いと少ない証拠金で大きく儲けることが可能ですが、しかし、少ない証拠金で売買すると、投資元本は、すぐになくなってしまいます。 ですから、資金に余裕をもたせた取引を行うように心

日経平均株価について理解しよう

日経225miniは、日経平均株価の100倍を単位として取引する株価指数先物です。 「225」の銘柄は、日本を代表する企業225社の株価を平均したものになります。 225銘柄の平均株価を算出する計算式は、やや複雑なため省略しますが、トヨタ自動車やソニー、東京電力、三菱商事、新日本製鐵などの株価の平均値です。 但し、日経平均株価に採用されている銘柄は、生涯固定されているわけではなく、定期的に流動性の高い銘柄を中心に入れ替えが行われています。 採用銘柄は、時代の変化に合ったセクタ

日経225miniの投資で儲けるためには

日経225miniだけでなく、投資・投機で儲けるためには、安く買って高く売るか、高く売って安く買い戻すかの二種類にまとめることができます。 正確には、「買った値段より高く売る、また、売った値段より安く買い戻す」とも言えますが、利益を得るためには、この方法しかありません。 では、具体的に投資・投機で儲けるためには、何をすれば良いのでしょうか? そのためのコツや方法を簡単にまとめましたのでご覧ください。 1 資金は余裕資金で行う 2 損切り・ロスカットを徹底する 3 チャート

日経225miniのメリットとデメリット

日経225miniと個別株の違いは、銘柄の分析をする必要がないところです。 よって、メリットとしては、個別株よりシンプルなところが上げられます。 個別株の場合だと、自分で成長しそうな銘柄を発掘することができますので、自分の予想や予測が的中すれば、とても面白く感じると思います。 一方、日経225miniでは、日本を代表する225銘柄の値動きの平均なので、東証一部に上場している約4,000銘柄の中から投資対象を見つける必要がありません。 しかし、個別株の場合、2倍、3倍(若しくは

必要証拠金とレバレッジについて

先物取引は、上手く活用すると一時的な株価下落のリスクヘッジになります。 よって、機関投資家やヘッジファンドは、先物取引を上手く活用しています。 その具体的な例が「売りヘッジ」になりますが、少ない証拠金で株安でも利益が狙えるため、市場が下落方面に動いた場合も、しっかりと儲けることができます。 仮に「買い」しか活用していない場合は、値下がりしている局面では、「祈る」、または、「耐える」しかありません。 日経225miniを始めるための必要証拠金は、日経平均株価が1万円の場合、6~

日経225miniとラージの違いとは?

日経225先物は、取引金額が大きい(約1,000万円必要)ことから、主に機関投資家やヘッジファンドなどがリスクヘッジとして、投機的に取引しています。 これに対して、日経225miniは、日経225先物に比べて約10分の1(約100万円)で取引できるため、個人投資家でも取引ができるようになっています。 しかし、どちらも証拠金を差し出せば取引することができるため、実際に必要な資金は、その15~20分の1ぐらいになります。 日経225先物 必要証拠金は60万円から70万円(実際の取引

日経225先物が上場している3つの市場

日経225先物は、東京証券取引所だけでなく、アメリカのシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)やシンガポール証券取引所(SGX)にも上場しています。 要するに、世界で3つの市場に上場されているわけですが、日経225先物は、主に機関投資家によって裁定取引が行われています。 先物取引のメインは、アメリカのCMEになりますが、CMEでは、デリバティブ商品の取引量と合わせて世界最大規模を誇ります。 そのため、日経225先物の寄付きはCMEの値に影響されますが、個人投資家などのデイトレーダ

日経225miniとETFとの大きな違い

日経平均株価に連動する投資商品には、日経225miniや日経225先物取引以外に東証に上場しているETFと言う投資信託があります。 ETFは、投資信託の一部ですが、売買手数料や信託報酬率が低く、通常の個別株の手数料と変わらないぐらいの手数料で取引できるため個人的にも人気があります。 日経225miniとETFを比較すると、基本的な値動きは同じですが、必要とする資金は日経225miniの方が少ないです。(日経225miniは6~10万円の証拠金が必要。) また、手数料だけを比較し

日経225miniと商品先物取引の違い

日経225miniと金や原油などの商品先物取引を比べた場合、市場規模の大きさで考えると、日経225miniの方が大きいため、流動性の面では優れています。 流動性が大事な点は、流動性がないと売りたい時に売れず、買いたい時に買えない状態になる恐れがあるからです。 また、流動性が低いと一人の大きな買い(または売り)注文で大きく値段が動きますので、投資リスクが高まることにもつながります。 その点では、日経225miniは流動性が大きいため、非常に取引しやすい商品になります。(日経225